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【6/7公開】映画「くまをまつ」舞台挨拶・コメント解禁
2025/06/02
6月7日(土)よりポレポレ東中野にて公開される『くまをまつ』へ各界の識者より推薦コメントが到着しました。加えて、初日舞台挨拶には主演の平野鈴さん、渋谷いる太さんほか、大場みなみさん、内田周作さん、松浦りょうさん、滝野裕仁監督が登壇します。以降、豪華ゲストを招いてのトークショーも連日開催予定です。ぜひ、ポレポレ東中野へ足をお運びください。
■ポレポレ東中野でのイベント詳細
6月7日(土) ★初日舞台挨拶
13:50回上映後 登壇:平野鈴、渋谷いる太、大場みなみ、内田周作、松浦りょう、滝野弘仁監督
20:30回上映後 登壇:平野鈴、大場みなみ、内田周作、竹内啓、滝野弘仁監督
6月8日(日) 20:00回上映後 登壇:渡辺大知(俳優)、滝野弘仁監督
6月9日(月) 20:00回上映後 登壇:宮藤官九郎(脚本家)、滝野弘仁監督
6月10日(火) 20:00回上映後 登壇:甫木元空(映画監督・ミュージシャン)、滝野弘仁監督
6月11日(水) 20:00回上映後 登壇:米倉伸(本作カメラマン)、滝野弘仁監督
6月12日(木) 20:00回上映後 登壇:草野なつか(映画監督)、滝野弘仁監督
6月13日(金) 20:00回上映後 登壇:今泉力哉(映画監督)、滝野弘仁監督
※登壇者は予告なく変更する可能性があります。
■各識者からのコメント ※順不同・敬称略
そんなにたくさんの映画を観てきたわけではないけど『くまをまつ』は他のどの映画にも似てない。それなのに共感できるのは、幼少期の夏休みという、尊くムダな時間が過不足なく描かれているからだ。大人の都合で与えられる受動的な自由時間。親戚の家の暗がりとか、そういえば怖かったもんなあ。夜中の物音とか。オリジナリティと既視感。潜在意識に擦り込まれていた映像を改めて観ているみたいだった。滝野監督はこういう繊細で美しい映画を撮る人なんだ。付き合い方を改めないといけないなと思った。
宮藤官九郎(脚本家)
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人の記憶は、感情と共にそこら辺に落っこちているのかもしれない。それに触れたり、拾ったりするのは、覚悟と体力がいることなのかもしれない。けどもその行為は、人に成長をもたらせてくれるのかもしれない。堂々としていて腰の座ったショットの連続が潔く、その視点から観る2人のある種の冒険が、観る者に栄養を与えてくれる。チャーリーさん素敵な映画をありがとう。
染谷将太(俳優)
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じっと「見る」ことで時空を超えた記憶に出会い、ひそやかに成長してゆくタカシと、おぼろげで曖昧な記憶を脚本に書き留めることで忘却の不安から逃れようとするややこの対比が面白い。最後、ややこは書くことをやめ、タカシは目を閉じる。書かずとも見ずとも、この夏の記憶はいつでも取り出せる”現在”となって彼らの中で生き続けるのかもしれない。
横浜聡子(映画監督)
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創作において。恋愛において。人間関係において。相手が自分のためになにかしてくれることは当たり前じゃないんだと思う。会えてしまうこと。会わない方がいいこと。会えない方がいいこと。美しい声と景色を浴びながらいろんなことを考えました。
今泉力哉(映画監督)
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子供の頃誰もが迷い込んだであろう永遠に引き伸ばされた夏。舞台は監督の故郷石川・小松市。国道から見える石切場。あの大きな穴に人々は吸い寄せられる。あの闇に堆積した記憶の中で鳴り響く、貴方や私の物語。くまは必ず待っている。忘れられない夏がここにはある。
甫木元空(映画監督・ミュージシャン)
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夢と現、創作上の妄想と現実の生々しい人間関係の葛藤、過去と現在、いくつもの線が同時に走って複雑でありながら腑に落ちる、観ている側の身体にしっかりと入ってくる物語は、たしかな構成力と演出力があってこそだと思います。主人公の少年の目を通した不思議な旅行がとても心地よかったです。
玉田真也(劇作家・映画監督)
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日めくりカレンダーをめくると、ある一日が始まって終わる。そのような、関係があるともないともいえない、一つのアクションとそれを受け止める世界との間にあるわからなさを静かな驚きをこめて描いた映画。記憶と創作をテーマとするこの作品で、加害者の居直りや忘却に都合のよいわからなさ、不確かさに陥らないところも良かった。
西口想(文筆家・労働団体職員)
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『くまをまつ』は不思議な映画だ。祖父が住んでいた古民家で少年がひと夏を過ごす、というプロットから想像されるようなノスタルジックな雰囲気はそこにはない。今、映っているものが現実なのか幻想なのか判断し難い不安定さが全編にあふれ、見る者の心は強く揺さぶられる。そのいい意味での不安定さを見事に体現しているのが平野鈴の独特な存在感だ。監督デビュー作にしてこの世界観を創り出した滝野弘仁の今後の活動からは目が離せない。
市山尚三(東京国際映画祭プログラミング・ディレクター)※解禁済み
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■作品情報
STORY
脚本家のややこは、昨年死んだ祖父・隆二郎の古民家に滞在し、祖父の遺した日記を題材に新作を執筆している。そんなさなか、姉の仕事の都合で、夏の間だけ甥(おい)の少年タカシを預かることになる。これまで交流のなかった2人だが、ややこはタカシを昔の自分と重ね合わせて執筆中の脚本に取り入れようとする。そんな思惑も知らず、タカシは夜中に見た“黒い影”や謎めいた青年、ややこの元恋人との出会いを経験しながら夏を過ごす。やがて夏の終わりに、タカシは深い石切場の奥で隆二郎の古い記憶に触れる。そしてややこは、創作を通して自らの“罪”と向き合うことになる。
出演:平野鈴、渋谷いる太、大場みなみ、内田周作、松浦りょう、竹内啓 森葉南 星能豊 中西未代子 千木野ひとみ 平井寅 高田伸一 美緑トモハル 松尾渉平 久田松真耶/ 中村映里子
監督・脚本:滝野弘仁 撮影:米倉伸 照明:小川大介 録音:松野泉 スタイリスト:小宮山芽以 ヘアメイク:河本花葉 監督補:渡辺直樹 助監督:登り山智志 制作担当:佛木雅彦 特殊造形:田中佑佳(Label A) 劇中脚本:高畑鍬名 滝野弘仁
編集:冨永圭祐 音楽:松野泉 宣伝デザイン:畑ユリエ アソシエイトプロデューサー:鈴木徳至 加藤綾佳 床井祐二朗 田中厚朗 宣伝・配給協力:ブライトホース・フィルム 製作協力:GOLD FISH FILMS 製作・配給:kine A house 特別協力:石川県小松市 里山自然学校こまつ滝ヶ原
公式HP:映画『くまをまつ』 © kine A house
7月19日(土)からは、金沢シネモンドでも上映を予定しております。どうぞ、お楽しみに!

